[Clip] CGMの「M(メディア)」とは / ケータイWebの世界 / 互換性あるオープンライセンス

中野です。8月7日のクリップです。
本日は引用多め・コメント少なめでサクッといきます。

ITmedia News:“稼げる”口コミサイトの作り方 「4travel」に聞く
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0608/04/news077.html

「今 CGM と呼ばれているものの多くは、Media になりきれていない CG“ C ”(Consumer Generated “ Contents ”)だ」

なるほど、先駆けとしての洞察に満ちた発言だと思います。「メディア」という言葉は軽々しく使うべきではないですね。

メディア・パブ: Washington Postの粋な試み,読者参加型ビデオマッシュアップを実施
http://zen.seesaa.net/article/22016774.html

政治記者Dana Milbankが質問しているビデオが用意されている。複数の質問から構成されている。Milbankの質問に,読者がビデオで応えていく。つまりMilbankの質問ビデオと,読者の応答ビデオをマッシュアップするサービスである。

このやり方は面白い!
CGMとしてのショートビデオの活性化には、このように運営側の仕掛け・切り口提示が大切だと思います。


blog | bookslope: 携帯電話サービスの「ユーザーエクスペリエンス」
http://www.bookslope.jp/blog/archives/2006/08/post_52.html

おもてなしの責任者は、ホテルを設計したアーキテクトでもなければ、ホテルを建てたゼネコンでもありませんよね。それはサービスを提供しているリッツ・カールトンそのものです。

孫引きですが、いい言葉です。


ここギコ!: PCから見るWebの世界と、ケータイから見るWebの世界は別物なのだなあと実感
http://kokogiko.net/m/archives/001704.html

1つは、BitPetsという、ケータイ向けの位置情報を活かしたペット育成・友達づくり・ブログ作成等のサービスを知った事。
これは、ちず窓でうちに情報をリークしてくれた元昭文社の中の人が、スピンアウトして作られたリビットという会社のサービスで、最近そのスピンアウトの話題を聞いたので会社Webにアクセスして知ったサービスなんだけど。
(...)
それだけで完結している世界、そしてニーズが、わずか4ヶ月で10万人、Mixi以上の拡がりを見せる規模で、確かにある、ということなのです。

なるほど、すごいなぁ。

L・レッシグ氏、互換性あるライセンスを提唱--コンテンツ再利用の促進に向けて
http://japan.cnet.com/news/media/story/0,2000056023,20193527,00.htm

Lessig氏は、オンラインコンテンツの「離れ小島」を避けるため、ライセンス同士が連携可能になるよう提案した。それにより、人々がコンテンツを再配布し、コンテンツを派生著作物として利用できるようになるという。
同氏はまた、人々が創造的な作品を再配布し再利用できるような、Creative Commonsライセンスと互換性のあるライセンスがあると述べた。Creative Commonsは、同氏も策定に携わったライセンスである。

「互換性のあるライセンス」の中身が気になりますね。
ぼくなどは最近、(日本の)Wikipedia上ではGFDL(GNU Free Documentation License)とPD(パブリックドメイン)の画像のみの使用が認められていることを知りました( Wikipedia:マルチメディアFAQ - Wikipedia )。一口にオープン(系)コンテンツとはいっても利用はいろいろ制約があるんだな、という感想です。

情報収集・発信法に特徴、「個人インフルエンサー」は5人に1人
http://japan.internet.com/wmnews/20060807/5.html

ブルーカレント・ジャパンが定義する“個人インフルエンサー”とは、「コミュニケーション力」、「信頼獲得力」、「情報伝播力」をすべて揃えた消費者のこと。今回の調査では1,200人を対象に上記3点を同社独自の算出法(非公開)で得点化した。その結果、全対象者の21.4%、約5人に1人が個人インフルエンサーであることがわかった。

年代別に割合を出すことが妥当かはちょっと疑問がありますが、情報収集、ネットワーク構築、(その結果としての)情報の伝播力が優れた個人がインフルエンサーということですね。


センサーとしてのクルマ:DESIGN IT! w/LOVE
http://gitanez.seesaa.net/article/22047045.html

自分が欲しいものを見つけるには、自分が何を探しているか、それをいつどこで探しているかを、探されている相手のほうにも知ってもらう必要があるわけで、その意味でセンサー化したクルマ、それを伝える器官としてのカーナビがうまく機能すると、これまでにないファインダビリティが生まれたりするんじゃないかと思います。

興味深いです。