[Clip] Google Mapsの情報ウィンドウが拡張、Amazonにオーバーチュア、Video iPodが変えるもの

中野です。遅くなりましたが、10月14日のクリップです。


汎用Google Maps APIスクリプト“KsGMap”開発日記 - 情報ウィンドウにタブが新設
http://d.hatena.ne.jp/Ksc/20051013/p1

Google Maps上にプロットされたデータを示す情報ウィンドウに、タブが新設されたとのことです。サンプル( Google Local - bagel )を見ると、デフォルトの"Address"の後ろに"Details"のタブが確かに出ています。
日本国内向けの「Googleローカル」ではまだのようですね。


オーバーチュア、Amazon.co.jpにスポンサードサーチ掲載開始 :: SEM R
http://www.sem-r.com/2/20051012175811.html

すでにAmazon.comでは導入済みでしたが、国内でもオーバーチュアのリスティング広告を導入したようです。気になるのは、見込み率の高い顧客の導線が外に流れてしまうという損失をどう考えるのか、という点ですね。


オンラインでのビデオ配信を開始したアップル--その手法と展望はいかに - CNET Japan
http://japan.cnet.com/news/tech/story/0,2000047674,20088791,00.htm

アナリストらの考えでは、Appleのこの動きによって、特定の種類のコンテンツとその配信メカニズムが切り離される現象が加速するという。すでに多くの人々が主に家庭で映画を観るようになっているが、それと同様に、消費者が今後テレビ番組の主要な配信チャネルとしてテレビを捉えなくなる可能性もある。

既にプラットフォームとなったiPod / iTunesの組み合わせは、映像コンテンツが配信され伝播するスタイルを変えていく、という指摘ですね。
Apple(US)のサイトには早々とiPod向けビデオコンテンツの作り方ページ( Apple - QuickTime - Tutorials - Creating Video for iPod )も掲載されていますが、草の根的なデジタルビデオの普及にも拍車がかかるんでしょう。

Life is beautiful: アップルにして欲しい次の革命
http://satoshi.blogs.com/life/2005/10/post_3.html

デジタル放送へのシフトが100%終わる2011年には、「面白い番組は光ファイバーを通したビデオ・オンデマンド・サービスでしか見られない」時代になっている可能性は十分に高い(それが証拠に、来年以降の主要なスポーツの放送権を買っているのは既存の放送局ではなく、ソフトバンクやインデックスといったインターネット・コンテンツ企業である)。

こちらは日本にフォーカスした近未来予測で、エキサイティングな指摘だと思います。


日経BP ネットビジネスTODAY RSSリーダーの普及にはワンクリック登録を
http://weblogs.nikkeibp.jp/rssfeed/2005/10/post_5a63.html

ふむふむ。
企業サイトにとってRSSフィードの購読者を増やすことは、ゆるやかなファンの輪を形成するという面があるので、メールマガジンの読者増加策と同じく「わかりやすく少ないステップ数で登録できる仕掛け」が大切なのだ、と気づかされます。


QRコード印刷機能備えるオフィス向けラベルライター、カシオ - nikkeibp.jp
http://nikkeibp.jp/wcs/leaf/CID/onair/jp/flash_rss/402982

ケータイ向けWebと連携した少部数の販促グッズ作成などの際など、使えそうですね。