中野です。
2003年12月のWebサイト立ち上げ以来、お手伝いさせていただいている「うおがし銘茶(www.uogashi-meicha.co.jp)」様の事例を、Web製作者向けの月刊誌「Web Creators」(株式会社MdN発行)に掲載していただきました。
「そのサイトがそのデザインである理由」という巻頭特集内で、「“サイトの目的がデザインに的確に反映されている”サイト」という趣旨に合致したことで取り上げていただけたようです。
うおがし銘茶様のサイトは、ビジュアルの差し替えなどの小リニューアルは都度行ってきているものの、Flashを主体としたインタフェースやサイト構造などは2003年のオープン当初のままなのです。ですが、流れの速いWeb業界で、ほぼ1年半後に評価していただけるというのは逆に嬉しいものだな、と感じました。
記事中では、
デザインのバリエーションづくりはクライアントとのコンセンサスを深め、コンセプトに対する正確な理解にもつながる有効な手続きだったようだ。写真撮影に際しても複数回ロケハン(実際の撮影の前に行うテスト撮影などの実地調査)を重ね、クライアントがもっている世界観の吸収に努めたという。ユーザーに対する思いをクラアイントと共有する作業が、素材をつなぎ合わせただけでは実現できないデザインを生み出すためには欠かせないのだ。
この特集、Web制作者はもちろん、自社サイトでの効果的なイメージ/メッセージ伝達を考える企業Web担当者などにとってもいろいろな示唆に富んだ記事だと思います。ぜひ手にとってみてください。