ピコ勉強会/ラグジュアリーブランドのECサイトをチェックしてみる http://www.ark-web.jp/sandbox/marketing/wiki/379.html
ピコ勉強会/ラグジュアリーブランドのECサイトをチェックしてみるピコ勉@2008.07.22 †
- 実施日: 2008年7月22日(火)
- 文責:中野
- 参考記事
働く女性の強い味方! ルイ・ヴィトンなどラグジュアリーブランドが続々ネット通販を開始 http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/pickup/20080702/1016303/?ml
- ラグジュアリーブランドの自社ECサイト展開が増えてきているらしい。どんな機能を提供しているのかな? 商品を買うまでの簡単なウォークスルーで気づいた点をまとめてみる。現時点でECをやっていないブランドについては、特定商品をブラウズするインタフェースで気づいた点などあればまとめる。
目次 †
- ピコ勉@2008.07.22
- 目次
- イヴサンローラン(http://www.ysl.com/)
- エルメス(http://www.hermes.com/)
- クリスチャン・ディオール(http://www.diorcouture.com/)
- グッチ(http://www.gucci.com/)
- シャネル(http://www.chanel.com/)
- ドルチェ&ガッバーナ(http://www.dolcegabbana.jp/)
- プラダ(http://www.prada.com/)
- ミュウ ミュウ(http://www.elle.co.jp/miumiu/)
- ルイ・ヴィトン(http://www.louisvuitton.com/)
- カルティエ(http://www.cartier.jp/)
- ティファニー(http://www.tiffany.co.jp/)
- ブルガリ(http://www.bulgari.com/)
- ヴァンクリーフ&アーペル(http://www.vancleef-arpels.com/)
イヴサンローラン(http://www.ysl.com/) †
Yves saint Laurent - YSL - Online Shop
http://www.ysl.com/
- ややアトランダムな格子上の商品にポイントすると拡大画像が現われる。特に高級な登場感などはなく、あっさりした感じ。
- 詳細ページ、購入ボタン以外にウィッシュリスト、カスタマーケアへ連絡、友だちに知らせるといったアクションが可能。印刷用ページはシンプルで美しい。
- リングなどのアクセサリーでは、詳細ページで画像の拡大機能。最近では普通か。
- カートに入れると、ポップアップで告知されるパターン。
エルメス(http://www.hermes.com/) †
Hermes.com, the official Hermes website
http://www.hermes.com/
- ヘッダ右上部のミニマルなカート情報に好感。
- 写真がイラストと絡めてあり、かなり凝っている印象。
- 各カテゴリトップの写真を中心としたプレゼンテーションは魅力的。
- 全体に文章は控えめで細かいスペック表記はない。わかっている人向けか。
- チェックアウト画面では"Live Help"機能あり(24時間ではない)。
クリスチャン・ディオール(http://www.diorcouture.com/) †
DIOR official website WOMEN
http://www.diorcouture.com/dior4.html
- かなり長い登場シークエンス。が、特定カテゴリ以下の遷移はわりとスタティック。
- カテゴリを移動したり、特定のモデルを表示させたりすると関連動画(?)も流れるが、ちょっと重すぎではないか。動画の品質も高くないし。
- チェックアウト画面、"Call a Consultant"というライブヘルプあり(ビジネスアワーのみ)。
グッチ(http://www.gucci.com/) †
- 現時点でECはやっていない。
- 横スクロール型、かつ終端である右端にもナビゲーションがあるという画面設計。
- コレクション紹介では、写真の回転や拡大、スペック説明など、ECこそやっていないがオンラインカタログとして十分な内容。
シャネル(http://www.chanel.com/) †
- 現時点でECはやっていない。
- いちいち読み込みに時間がかかるが、大画面のビデオがみごと。
- グッチ同様、横スクロールでコレクション写真を提供。クリックなしで移動がスムーズ。
ドルチェ&ガッバーナ(http://www.dolcegabbana.jp/) †
- 現時点でECはやっていない。
プラダ(http://www.prada.com/) †
- Flashで横スライド型、写真を目一杯大きく使った野心的なUI。
- 購入ボタンを押すと、サイドカラムのクイックカートにサムネイル付きで投入される。数量の増減も可能。
ミュウ ミュウ(http://www.elle.co.jp/miumiu/) †
- 現時点でECはやっていない。
ルイ・ヴィトン(http://www.louisvuitton.com/) †
Louis Vuitton: luxury leather luggage, French fashion designer
http://www.louisvuitton.com/
- ストアフロントは、ブランドサイトにしては機能的。
- 商品のカテゴリによる絞り込みのインタフェース、コンパクトにまとまっている。RIAらしく先読みできるのが快適。
- 商品詳細での写真のプレゼンテーション、基本はムービーで一時停止ボタンでストップ、という仕様はユニークで魅力的。
- "Purchase Now"というリンクも、いわゆるボタン風でないのはセンスを感じる。
- 検索機能もFlashだが、絞り込みも含め応答性がよく快適。インクリメンタルサーチやサジェスト機能があればもっといいのに。
カルティエ(http://www.cartier.jp/) †
- トップのFlashの3D風表現はPapervision3Dかな? ショップのトップへなど、いちいち登場感のある演出が見事。
- 商品詳細は、テキストの詳細説明、関連商品、お勧め商品、ご利用ガイドなど、意外とユーザブル。
- 「セレクション」と「詳細&購入」の入れ替わり効果、ボタンにオンマウスした際の効果など、リッチコンテンツらしい細部の作りこみがいろいろある。
- チェックアウト画面のメタファなども、ブランドらしい表現。
- ただ、全般的にシンプルさには欠けるため、リテラシーが低い人は戸惑うかもしれない。
ティファニー(http://www.tiffany.co.jp/) †
- 実に多数の商品があり、それらの商品を見せるために複数のサーチキーによる絞り込み表示結果を使っているが、これがユーザーにとって使いやすく楽しいものであるかどうか、疑問。
- 商品のリスト表示で、オンマウスで拡大表示、かつ商品名のポップアップというマナーが使われているが、あまり使いやすいと言えないのでは。同じシリーズの他のアイテムを探すために、いちいちマウスを動かす必要がある。
ブルガリ(http://www.bulgari.com/) †
- 現時点でECはやっていない。
ヴァンクリーフ&アーペル(http://www.vancleef-arpels.com/) †
- 現時点でECはやっていない。