ピコ勉強会/Redmine勉強会 http://www.ark-web.jp/sandbox/marketing/wiki/283.html
ピコ勉強会/Redmine勉強会【ぴこ勉】Redmine勉強会@2008.05.13 †
- 実施日: 2008-05-13(火曜日)
- 目的:Redmineの使い方を理解して、プロジェクト管理に活かす。
- 背景:
アークウェブでは、 従来プロジェクトの管理にPukiWiki、Tracを利用してきたが、以下のような理由からRedmineによる管理に移行しつつある。- UIに優れ、ケットドリブンなタスク管理をより効率的に行える
- システム陣の手を借りなくても、誰でもプロジェクトを立てられる
- 複数プロジェクトにまたがって自分のタスク(チケット)を一元管理できる
- Trac同様Subversionに対応している
- Ruby on Railsで記述されているので、Tracよりもカスタマイズがしやすい
目次 †
■Redmineでできること †
- 複数のプロジェクトを立てられ、自分のタスクをマイページで一元管理できる。
- プロジェクトには子プロジェクトをぶら下げられる(親-子の2階層)
- 親プロジェクトでは子のチケットを含めて総合的に一覧できる
- プロジェクト単位で公開範囲やユーザ権限、ワークフローの管理ができる
- プロジェクトの情報共有機能
- モジュールとよぶ。Wiki, (共有)ファイル, ニュース, リポジトリ, フォーラムがあり、プロジェクト単位で利用したいものを選択できる。
- チケットドリブンでタスクを進行する(Tracのチケットと同様)
■プロジェクトを立てよう †
- 初期設定
- 参加メンバーを追加する
- 使うモジュールを選ぶ
- 使うトラッカーを決める
■チケットの説明 †
チケットの主要な項目 †
- [トラッカー] → チケットのジャンルのようなもの。トラッキングの基本区分。
- [Target version] → マイルストーン、ガントチャートなどスケジュール管理の基本区分
- 時間記録(プロジェクトの工数をカウントできる)
- 関連タスクの登録(関連タスク同士が相互リンクされる)
■機能:タスクの進捗管理、スケジュールの見える化 †
- ガントチャート(スケジュールに対する進捗状況や消化日の確認)
- ロードマップ(タスクNo消化状況の確認)
- 工数トラッキング(チケット:作業時間記録)
- 経過時間(タイムトラッキングと集計)
■機能:カスタムクエリー †
- チケットのフィルタリング表示ルールを保存でき、保存したクエリーをメニューに追加できる。
- 自由度の高い条件設定によりチケットをさまざまな角度から一覧できる
- チケットのフィルタリング表示方法
- 「チケットのを全て見る」でチケット一覧を表示させる
- 「フィルタ追加」→条件を追加し「適用」でフィルタリング条件を追加・結果表示できる
- 現在のフィルタリング条件を保存したければ、「保存」で保存と右メニューへの追加ができる。
■機能:カレンダーで〆切や活動を把握 †
- その日が〆切のチケット、投稿・編集したチケットをカレンダー形式で表示する
- プロジェクト全体の活動: →プロジェクトTOPページ の右サイドボックスにある「カレンダー」をクリック
- 自分の活動: →マイページ (デフォルトでは非表示だが、マイページの「パーソナライズ」で表示させられる)
■機能:「マイページ」で自分のタスクを一元管理 †
- マイページに表示させたいパーツの選択、パーツの表示順をカスタマイズできる
- 「このページをパーソナライズする」をクリック → プルダウンからパーツを選んで[追加]
- 表示場所は、ドラッグ&ドロップで変えられる
- 最後に[保存]クリックで確定
- チケットのウォッチ機能
- 表示できるパーツは、
- 自分が報告したチケット
- 自分の担当チケット
- ウォッチ中のチケット
- カレンダー
- 経過時間
- 文書
- 最新ニュース
■OnePoint †
投稿したチケットの「説明」は編集できる。※わかりづらい †
- 「更新」をクリック → 「プロパティの変更」の右脇にある「 (続き)」をクリックすると編集可能になる。
- 参考: http://redmine.jp/faq/issue/update_description/
チケットの一覧で表示する項目を変えたい場合(全プロジェクトに影響) †
- 「管理」→「設定」→「チケットトラッキング」タブ で、
[チケットの一覧で表示する項目]の表示させたい項目にチェックを入れる
他のメンバーのプロジェクト参加状況を見る †
- メンバー一覧やチケット担当者欄のユーザ名のリンクをクリックすると、その人が参加しているプロジェクトの一覧が参照できる。
- 管理者権限なら「管理」→「ユーザ」→目的のユーザ選択 で確認とプロジェクトへの一括追加ができる
参考サイト †
Redmineの特長や、使い方を知るのに役立つサイト
- ★gihyo.jp > 連載:Ruby on Railsで作られたプロジェクト管理ツールredMineを使ってみよう!
- http://gihyo.jp/dev/serial/01/redmine
- Redmine公式マニュアルよりわかりやすい。この連載を一通り読むと、できることや操作方法がほとんどわかる。
- Redmine.JP:プロジェクト管理ソフトウェアRedmine 日本語情報
- http://redmine.jp/
- Redmine Guide日本語訳やFAQ