ピコ勉強会/Movable Type4.1/MTOS4.1勉強会 http://www.ark-web.jp/sandbox/marketing/wiki/280.html
ピコ勉強会/Movable Type4.1/MTOS4.1勉強会ピコ勉:Movable Type4.1/MTOS4.1勉強会 †
MT4.1/MTOS4.1の新機能について(一部4.0からのも含め)、顧客提案時にポイントになりそうなところを中心にざっくり共有します。
movabletype.jp » Movable Type4.1の新機能の紹介
http://www.movabletype.jp/blog/new_features_41.html
目次 †
ライセンスについてのおさらい †
製品名 | ライセンス | 説明 |
Movable Type4.1 | 商用ライセンス | 日本だけは個人ユーザの無償利用可能(.org本家サイトで提供している個人ライセンスはMTOS版) |
MTOS4.1 | GPL | ・商用利用可能、ユーザ数の制限はない。 ・カスタムフィールド機能なし |
テンプレートセット †
- テンプレートセットの追加・入れ替えが簡単にできるようになった
http://www.movabletype.jp/documentation/designer/register-template-sets.html
- 自作テンプレートセットを配布できる(NGO向けセットとか学校向けセットとか、ソリューション提案的に)
- 標準で(従来のブログサイトの他に)「汎用ウェブサイト」が用意された
- 「汎用ウェブサイト」:
シークレットタグ(@tagname)を使って指定ページだけをグローバルメニューに自動追加するなど、テンプレートカスタマイズのワザを学ぶのに良いよ
テンプレートの編集機能 †
- 編集画面の右サイドボックスに、使用タグのリファレンスへのリンクがついた
- PlugInで独自MTタグを追加したら、それのリファレンス(ヘルプページ)へのリンクも追加できる。PlugIn開発時に覚えておきたい。
グローバルテンプレート機能の追加 †
- 複数ブログにまたがって使えるテンプレート。
- よくある用途としてはグローバルメニューとかヘッダ、フッタとかに
- メンテナンス性を考慮したモジュール設計すべし
フィード †
- IETF Atom パブリッシング・プロトコル (RFC5023) をサポート
- 現在ほとんどのRSSリーダ,アグリゲータがサポートしているのはIETFが策定する前のAtom0.3
- IETF Atom ~ってなんだ?!
- Atom Pubと呼ばれる(以前はAtom APIとかAtom PP)。
- REST志向 Web API
- 一般ユーザから何かデータを追加してもらうのにとか使えないかな?
- プロトコル仕様:
Atom Publishing Protocol 日本語訳(リコーによる邦訳)
http://www.ricoh.co.jp/src/rd/webtech/rfc5023_ja.html - 技術解説:
gihyo.jp » Web APIの次世代標準プロトコル「Atom Publishing Protocol」
http://gihyo.jp/dev/feature/01/atompub - はてな » Atom Pub
http://b.hatena.ne.jp/t/atom-pub
- Boredom, Tiredness and Idleness » Atom PP で何が起こるのか(数年前の記事)
http://luckypines.blogspot.com/2005/09/atom-pp.htmlAtom PPは、コンテンツの集積所にコンテンツを注入できる仕組みだ。ブログの投稿 を考えるといかにもコンシューマ向け、フロントエンドアプリケーション用、という 感じでとらえてしまうが、コンテンツ集積所に後ろからコンテンツを注入するととら えると、SPIっぽいイメージがわく。 例えばはてなブックマーク。はてな自体は場所を提供しているだけで、コンテンツは はてなの後ろから熱心なはてなユーザーが毎日注入する。いまやある特定方面の最新 情報は、検索するよりはてなブックマークのトップに行ったほうが効率よく見つかる。 例えばAmazon.com。Amazonでは売ってない商品をAmazonで売ることが可能な仕組みがある。 Google AdSenseも、Googleの後ろから広告主がコンテンツを注入していると見れば、 GoogleがWeb検索APIよりもAdSense APIにシフトした理由を想像できる。 Atom PPによって、他人のWebサイトにデータを注入するという作業がもっと一般的に なれば、中小企業が大規模サイトに相乗りして商売ができるという、かつて検索の世界 におこった革命(言いすぎ)がもっと広い分野でおこるのである。現在のAPIブームの ような、少数のハッカーが最新APIで小さいアプリケーションを作って満足するという だけではない、もっと大きなムーブメントになる。
- Windows Live Writerを利用した記事の作成
http://www.movabletype.jp/documentation/author/windows-live-writer.html
アイテムの管理 †
- 画像の他に、PDF、オーディオ、動画を管理できるようになった(4以降アイテムにもタグをつけられる)
- "アセット"管理という考え方(MTではごくシンプルな機能しか持っていないが)
カスタムフィールド機能 †
- フィールドを自由に追加できるという意味で従来使ってきたRightFieldsに近いが、記事に対してだけでなくブログ/カテゴリ/ユーザ/フォルダに対してもフィールド追加が可能で用途はかなり広い。
- MTOSではサポートされていないので注意(元の開発者サイトからも4対応版は配布停止。将来MTOSに含めることもあるかもみたいなことはブログに書いてあるけど定かじゃない。GPLなんで誰かが似たようなPlugInを作る可能性はあり。ちなみにMT3.x対応版は開発者サイトから配布継続。)
- カスタムフィールド関連の追加タグ
http://www.movabletype.jp/cgi-bin/mt4/mt-search.cgi?tag=custom%20field&blog_id=3- 面白そう → カスタムフィールド自身の「説明」とかHTMLそのものを出力することができる(何に使える?!)
カスタムフィールドの使い道を考えてみよー †
- 入力画面の改善と、データの分離:
よくあるのは店舗情報とかイベント情報などの定型ページに使うとか
- SEO要素の追加に:
meta(descriptionとかkeywords)とか、コンテンツのプライオリティを与えるとか
- 他のシステム連携データの生成とか
- テンプレートの制御用途:
- カスタムフィールドを利用してブログ記事ごとにテンプレートを選択可能にする
http://www.movabletype.jp/blog/template_selector.html
- カスタムフィールドを利用してブログ記事ごとにテンプレートを選択可能にする
新しく追加されたタグ †
http://www.movabletype.jp/cgi-bin/mt4/mt-search.cgi?tag=@new%20in%20mt4.1&blog_id=3
- プログラムちっくなタグが増えた
- ハッシュ変数とか条件分岐とかForループとか変数セットとか
- バージョン4になった時に増えて、4.1でさらにこの傾向が強まった
- プログラム言語に比べると洗練されてないところもあるけど、結構いろいろなことができるようになったよ
<タスク> †
- MTでもこんなことができるんだよソリューションパックを考えてみよう
- エンタプライズ系のCMSにあってMTにはないもの(でも、やればできるよみたいな)。ニーズを調査する
- コールセンター向けの情報と、ユーザ向けの情報を両方生成できるとか
- 決済システムとか
- MTで持ってる商品情報をZen Cartに連携投入するとか
- ドキュメント管理とか
- http://www.fatwire.co.jp/とかアラヤとか
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