event/POINT OF VIEW 第0回 http://www.ark-web.jp/sandbox/design/wiki/2188.html
POINT OF VIEW 第0回に行ってきました †
10月30日、エスカフラーチェのpurprinさん主催のデザイン勉強会「POINT OF VIEW 第0回」に行ってきました。
http://www.pointofview.cc/
初回の参加者は抽選で選ばれた30人。
デザイナーばかりかと思ったら、エンジニアの方も多かったのが意外でした。
それだけにいろいろな立場のいろいろな視点の意見が出ている内容ですが、興味深いところも多く、小森がメモったところを載せときます。
まずnanapiの話。 †
読み手に対して、
- 問題提起
- 解決したときの自分をイメージしてもらう
がテーマ
プロトタイプの話 †
- 動くものがあると理解してもらいやすい。
- 実制作でも使いまわす。コスト的に。
- ZeroBase?ではプロトタイプは捨てる
- プロトタイプと制作ではゴールが違うので、目的を達したら廃棄、という考え方
- 画面の一部が変わるようなものはポストイットを使ったり(@二次会)
クライアントのイメージが漠然としているとき †
- ヒアリング→たたき台をもとに、「じゃあこのサイトができたとして、5年後に何をしたいですか?」という質問をする
- ブランドをつくるのか?モノを売りたいのか?
- その先を考えてもらうことで、本当の目的が見える
- (※個人的にはこの意見が当日一番の収穫)
- キーワードを出してもらう
- ヒアリングシートを使う
- 概要、担当者のリテラシーも。
- 絵を描く
- 選ばせる
- 捨て案
コンセプト †
- 戦略ありきのコンセプト
- 「だれのためのどんな目的なの?」
- 5W1Hを出して発注するよ
- ユーザと運営者の目的は違うけど、それぞれを叶える
- 色はコンセプトに含まれるのか?
- サイトコンセプト > ビジュアルコンセプト > 色 (ビジュアルコンセプトのうちの1つ)
- ヒアリングシートでコンセプトの細かい点を聞く
- 相談しながら肉付け
- 案外お客さんはわかってない、思い込みがあったりするので
- データを見せたり
- 気づかないところを指摘してあげる
やりとり。トラブルになったときは。 †
- まずMtg。うまくいっていないことを明らかにする。
- (代理店をはさむとき)メールをそのまま転送してもらうことにした
- Mtgに出席させてもらうようにした
- 関連会社でMLをつくる
調査、分析、UCDとか †
- ユーザセンタードデザインがいいことはわかっているが、もろもろの事情や制約でデザイナーセンタードデザインになってしまうが…
- 船頭が多くなるのでデザCDのほうがいいと思うよ、という意見
- 最初に他社事例のユーザテストをする
- アンケート
- でも答えてくれないので、プレゼントをつけるとか?
- ユーザテスト
- 思ったことを口に出してもらう
アクセス解析 †
- クリエイティブテストの話
クリエイティブによって、
- すぐ離脱する場合
- 数ページ見てから離脱する場合
の違いがあるよ
- SiteCatalyst?の機能の8割はGAでいける?
ユーザビリティ? †
- 明らかにユーザビリティの悪いデザインがあがってきたらコーダーはどうすれば?
- 上とか下ではなくチームである。話し合いをすること。
- よい提案なのに、お客さんがうんと言ってくれない。
- 提案はするが、ダメなら我を出さない。
- 次回に回す
感想 †
こうやって起こしてみると、コンセプトメイキングそのものの手法よりコミュニケーションに関する話題が盛り上がったのかもしれない。。
とはいえ、このようなデザイン系勉強会は少ないので次回にも期待したいです。