2009年2月25日
Zen Cartのアクセシビリティ対応:ホームページリーダー、WebInspector、キーボード操作のテストを終えました
中野です。
アークウェブでは今、Zen Cartの市場を発展させるだけでなく、そのことで「誰でもオンラインショッピングを利用することができる」という公共性も実現するため、「Zen Cartのアクセシビリティ対応」に取り組んでいます。
先日のブログ記事でもその件に触れていますので、ご興味があればどうぞ。
Zen Cart:2009年はZen Cart2.0、アクセシビリティ対応、管理画面の改善に取り組みます
https://www.ark-web.jp/blog/archives/2009/02/zen-cart_20_ark-web.html
現状は、Zen Cartのアクセシビリティ上の問題について、富士通「WebInspector」「ColorSelector」でのチェック、読み上げブラウザ「IBMホームページリーダー」でのチェック、キーボードだけで操作できるかどうかのチェックが終わったところです。
浮かび上がった問題点については、弊社のアクセシビリティWiki内に掲載してあります。社内共有のための雑駁なものですが。
Zen Cart日本語版のアクセシビリティ対応/現標準テンプレートを「富士通アクセシビリティ・アシスタンス」でチェック
https://www.ark-web.jp/accessibility/238.html
Zen Cart日本語版のアクセシビリティ対応/ホームページリーダーのチェック+α
https://www.ark-web.jp/accessibility/252.html
Zen Cart日本語版のアクセシビリティ対応/現標準テンプレートをキーボード操作でチェック
https://www.ark-web.jp/accessibility/254.html
チェックな大変に地味で根気がいる作業ですが、このテストを通じて抽出された問題を修正したいと思います。
また、2009年秋に施行される「JIS X 8341-3:2009」(WebアクセシビリティJIS 2009年版)の改正原案が出ましたので、新たにWCAG2.0を参考に設けられた「達成等級」のうち「AA(ダブルエー)」をめざすことを目標にしたいと考えています。
アクセシブルになったZen Cartは、当たり前ですが、GPLのもとどなたでも使っていただけるよう公開します。ご期待ください。
カテゴリー: Zen Cart(オンラインショップ構築) , アークウェブ , アークウェブのCSR
タグ: アクセシビリティ , ホームページリーダー , JIS X 8341-3 , WCAG2.0 , Zen Cart
« 前の記事:メールマガジン「アークウェブのメルマガ(仮)」、スタートします
» 次の記事:Zen-Cart.JPの最近の取り組み:「Zen Cart.JPサイトをわかりやすくしよう!」が進んでいます
アークウェブの本
Zen Cartによるオンラインショップ構築・運用テクニック―オープンソース徹底活用
内容充実のZen Cart公式本(v1.3対応)がついに発表です。アークウェブのスタッフをはじめZen-Cart.JPの中心メンバーが共著で執筆しました。続きを読む
新着はてブ
カテゴリー
- Shopify(ショピファイ)オンラインショップ構築
- NGO・NPO向け情報
- スマートフォン
- だれもが使えるウェブコンクール
- mixiアプリ
- OpenSocial (システム開発)
- アークウェブのCSR
- A-Form, A-Member, A-Reserve(MTプラグイン)
- Ruby on Rails(システム開発)
- necoったー
- Miqqle
- WebSig24/7
- ecoったー
- ビッグイシュー(The Big Issue)
- CSR(企業の社会的責任)
- マッシュアップ
- RIA (システム開発)
- セキュリティ(システム開発)
- 唐松(アクセス解析)
- Ajax (システム開発)
- テスト(システム開発)
- データベース
- PukiWiki
- Web 2.0
- SEO・サーチエンジン最適化
- XP・アジャイル(システム開発)
- Web・ITニュースクリップ
- Webアクセシビリティ
- Webデザイン
- SEM・サーチエンジン広告
- Webユーザビリティ
- CMS・MovableType
- Zen Cart(オンラインショップ構築)
- Snippy(SNS・ソーシャルブックマーク)
- アークウェブ
- オープンソース
- CMS(コンテンツマネジメント・システム)
- Webマーケティング
- AMP
- SNS