アークウェブのブログ

Tumblelog - Wikipedia, the free encyclopedia
http://en.wikipedia.org/wiki/Tumblelog

A tumblelog is a variation of a blog, that favors short-form, mixed-media posts over the longer editorial posts frequently associated with blogging. Common post formats found on tumblelogs include links, photos, quotes, dialogues, and video. Unlike blogs, this format is frequently used to share the author's creations, discoveries, or experiences without providing a commentary.
超訳：
Tumblelogはブログのバリエーションのひとつ。短いフォーマットで、いろいろなメディアが混じった記事で、より長いブログ記事とひもづけられていることが多い。大抵はリンク、写真、引用、対話、ビデオなどを含んでいる。ブログと違い、Tumblelogは書き手の創作、発見したもの、コメントなしの経験をシェアするために使われることが多い。

ブログよりずっと敷居が低い点ではマイクロブログ/ミニブログということもできるし、いろいろなメディアを貼り付けられるという点ではスクラップブックですね。

TumblelogができるサービスであるTumblrにはブックマークレットがあり、今見ているWebページのテキスト、写真、ビデオなどを手軽にクリップすることができます。またSNSのような仕掛けもあり、気に入ったユーザーを登録(Follow)しておくと、Dashboardという管理画面で他のユーザーの新着クリップをチェックすることもできます。この点にハマっているユーザーも多くいます。

TwitterにしてもTumblrにしても、外から眺めているだけでは何が面白いのかピンと来ないタイプのサービスです。Webに関わっている人なら、まずは登録し、友達を増やすと見えてくる魅力があります。

TwitterやTumblrのようなサービスから得られるヒントのひとつは、SNSのようなソーシャルインフラが浸透しきったとき、その上で行われるコミュニケーションはより「手軽」に、「小粒」に、また明示的なものでなく暗示的なものが好まれるようになるのではないか、という点です。

Tumblrの魅力については、ぼくの個人ブログの方にも書いているので、興味があればご覧ください。

Tumblrの魅力：かつてないほど「Webをやる」ことに惑溺できるツール
http://nakanohajime.wordpress.com/2007/10/27/tumblr/
Tumblrの魅力：TumblrがブログやSBMはもちろん、いわゆるTumblelogとも違う理由(の序章)
http://nakanohajime.wordpress.com/2007/11/01/tumblr1101/
Tumblrの魅力：「面倒くさい」を溶かし、ReBlogという反響装置を持ったTumblrはソーシャルメディアの最新型だ
http://nakanohajime.wordpress.com/2007/11/08/tumblr1108/