2006年6月17日
[PukiWiki] ER図をリバースエンジニアリングで動的に生成
SEの志田です。
またPukiWikiのPukiWikiの自作プラグインを作成しましたので、紹介します。
今回も、PukiWikiをシステム開発のプロジェクト管理やドキュメント管理に使用している場合に役に立つものです。
- Puki Wiki - 自作プラグイン/show_er.inc.php
これは、データベース設計の際によく描く「ER図」という図を自動的に出力してくれるものです。
といっても私がつくったのは、単にPukiWiki上にその図を取り込む部分だけであり、実際の図の作成はdb2dotとgraphvizというツールを組み合わせて行っています。 (参考: ツール/db2dot - ER図をリバースエンジニアリングで)
このプラグインはページが表示されるたびにデータベース上のすべてのテーブルの依存関係を調べてER図を生成します。ですので、これまで一度書いてしまうと更新するのがなかなか面倒だったER図が、常に最新の状態を保つようになります。
こういったリバースエンジニアリングを使用したER図作成には、 ClayやDBDesignerなどもありますが、PukiWikiをプロジェクト管理のインフラとして活用しているので、このようなプラグインを作ってみました。
- Puki Wiki - 自作プラグイン/show_dbtable.inc.php
このプラグインはデータベース上の特定のテーブルのメタ情報を取得してドキュメントとして表示するものです。テーブルの構造が変わっても常に最新の情報が表示されます。 テーブル作成の時にコメントをつけておくとそれも表示されるので、この点もおすすめです。
タグ: システム開発 , データベース , プロジェクト管理 , PukiWiki
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