アクセシビリティメモ/JIS:2009 改正原案公開レビュー版 エクストリームリーディング会(1) http://www.ark-web.jp/accessibility/2259.html
アクセシビリティ勉強会(2009年9月2日) †
JIS_X_8341_3_2009_PublicReview.pdf (application/pdf オブジェクト)
http://www.jsa.or.jp/stdz/instac/commitee-acc/WG2/review2009/JIS_X_8341_3_2009_PublicReview.pdf
をエクストリームリーディング
P1.〜2 序文 †
- WCAG2.0に合わせて、「4つの原則」と「12のガイドライン」
- 達成基準が明確にされた
- 検証可能
- ウェブコンテンツに依存しない
- 技術非依存
- 適用範囲が広い
- 様々な障害
- 全盲・ロービジョン、ろう・難聴、学習障害、認知限界、運動制限、発話困難、光過敏性発作...
→ 学習障害、認知限界などは2004では『4.2基本要件』で定める範囲に含まれていなかったが、2009ではより多くの障害が対象になっている
→ それぞれの障害について具体的にどんな障害なのか勉強してみるとよいかも(中野)
- 全盲・ロービジョン、ろう・難聴、学習障害、認知限界、運動制限、発話困難、光過敏性発作...
- 対象はウェブだけでなない
- 携帯、キヨスク端末、CD-ROMなど
→ Adobe AIRなどで作ったウェブコンテンツなども対象ですね(八木)
→ ウェブを利用するときのアクセシビリティを確保、向上させるための規定
- 携帯、キヨスク端末、CD-ROMなど
P.3〜7 用語および定義 †
- A.16 適合している代替バージョン
適合している代替バージョンが必要だ!
- 満たすべき条件4つ(a〜d)
- a) 代替が適合していればいい
- d) は3つのうちひとつを満たす
- d-1) 非適合ページから適合ページに遷移できること
- d-2) 適合ページからだけ非適合ページに遷移できること
- d-3) 非適合ページに遷移できるのは適合ページからだけにすること
→ Googleとかで非適合ページに直接アクセスされることの無いようにリダイレクトなどで制御するということ。注記1参照(志田)
→ 下にいくほど難しいが1つを満たせばよい
- A.17 ウェブコンテンツ
- 情報及び感覚的な体験を指す
- ほとんどのコンテンツは情報だが、それより抽象的な概念として体験と書いてあるのではないか
→ Flashコンテンツや、ゲームなど。ゲームは1つ1つは情報だが、インタラクションによってパラメータが変わっていくことが体験なのでは(大辻)
- A.19 コントラスト比, A.27一般閃光閾値及び赤色閃光閾値
- 具体的な数字になった。
→ 2004より少々厳しくなっている? (中野) - この数字がどれくらいのレベルかは、チェックツールで調べればいい。数字自体を制作者が暗記する必要はないだろう。
- 具体的な数字になった。
- A.35 ラベル, A.43 識別子
- HTMLにおけるlabel要素に限定されない。name属性との関係はない。
→ これが出てくる文脈を見て判断しよう。
- HTMLにおけるlabel要素に限定されない。name属性との関係はない。
- A.84 ウェブページ
- URLにアクセスした時に表示されるHTMLと、Ajaxで動的に表示するページも含めたものをウェブページという。
→ 普段僕らが考えているウェブページとはだいぶ趣きが違う(中野)
- URLにアクセスした時に表示されるHTMLと、Ajaxで動的に表示するページも含めたものをウェブページという。
P.8 ウェブコンテンツのアクセシビリティ達成等級 †
- a) は等級Aを満たすか、適合した代替バージョンを提供する
- 適合した代替バージョンでもいい。
- 等級AAAは採用することを推奨しない
→等級AAAが必要となったのは、特殊なサイト(学習障害が閲覧するべきサイトなど)の場合に必要となるからだろう(中野)
P.9〜10 ウェブアクセシビリティの確保・向上に関する要件 †
- 6.1 企画
- アクセシビリティ方針を策定し、文書化しなければならない
- 6.2 設計
- 必要な要件を決定しなければならない。それを文書化することが望ましい。
- 6.2-b) 使用する技術及び実装方法
→あとに出てくるけど、「アクセシビリティ・サポーテッドな実装」をする必要がある。P.35〜37参照(小森)